2016年2月9日火曜日

天麩羅(てんぷら)

天麩羅(てんぷら)
 油が油揚げ・半平(はんぺん)天麩羅(てんぷら)として食用として使われるようになるのは江戸中期頃からです。寛延元年(1748)衣揚げテンプラのレシピが書かれた文献があり、安永(1772)の頃串刺のテンプラが江戸の町の屋台で売られていました。享和の末頃(1804)には店でも売られるようになり、嘉永年代(1848~)には天麩羅屋が定着して有名店が噂されるまでになりました。衣揚げのテンプラは主に江戸で、京都・大坂
では油揚げ・半平(はんぺん)薩摩揚げが売られていました。「テンプラ」はオランダ語と言われ、油で揚げる調理法は1560年又は1300年中頃にすでに伝えられたとされます。  H23.6.(2011)

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